コレは自動彩色ツールを使ってます。
自分で塗ったのは背景全面グラデーション、背景白っぽい部分、ネカリの模様。
……ぐらいですかね。
そもそもバケツツールで塗ってるので自分で塗っているのかと言われると、うーんってなりそうですね。
色の選択と塗る箇所を指定してるだけだし……
絵を描くと言うと言う事は何でしょうか?
しかし、よくぞここまで訳の分からない線画を汲み取って色を付けてくれたなあと思いました。
肌色の境界線がうっすら分かるのでどういう仕組みかは分からないですが、人物を判別する仕組みがあるみたいです。
一応自動彩色した後に多少は調整はしてます。遊ぶ分には面白いですが、コレを自分で全部描きましたって主張するのは抵抗がありますね。
満足度が全部自力で描いた時と比べると乏しいです。
料理で言うとレトルト食品食べてる感覚に近いです。腹は膨れるけど、ある程度満足は出来るけど……みたいな。
便利なツールなので上手く使えば効率的に絵を描けるのでしょうが、自分が古いアナログ人間だからそう思ってしまうのかもしれません。
良く分からないまま使ってる自分でもぱっと見それっぽくは見えるので、この手の技術の躍進はすさまじいものを感じます。
便利過ぎて技術に溺れてしまいそうです。
自分がもし絵を描き始めた時にこんなに便利なものが普通にあったとしたら、などと考えてしまいますね。
自分は絵に関してはアナログ寄りの人間と思ってます。
何でかというとデジタルだと電気、器具、ソフト、ハード、それらが全部揃わないと満足に描けないのが不便と思っているからです。故障も怖い。金もかかる。それとせっかちなのでソフトを立ち上げるのすら億劫に思う事があります。
今でこそ割と快適ですが、WindowsVistaの時は酷かった。コレで一時期絵から遠ざかりました。
アナログなら最低限、紙とペンがあれば事足りるので、いつでも描けるのがよいです。
そもそもマトモな円や線を引くのに補助ツールを使わないと満足に描けないという状況が嫌なのです。それらにアクセスするのが面倒なのです。
私の技量レベルは察しの通りなので、そのような事を言う立場じゃ無いですが、思った時にパッと思った通りに線を引ける技術は最低限欲しいです。
そもそも絵を描き始めた入り口がアナログだったので、デジタルで描いてもまず初めにアナログがあってこそと思ってます。
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