このアプリはとても使いやすいのですが、使用してるとiPadがすぐにホカホカしてきます。
冬場は良いのですが、夏は嫌ですね…
Youtubeで安倍吉俊さんのチャンネルがある事を知り、興味深く試聴しました。
この人は小手先のテクニックどうこうじゃなくて、本質的な話をしてるので私は共感が持てます。
だからなのか、だからこそと言うべきなのか、内容の割に登録者数と再生数がとても少なく感じます。
私といえばここはこう塗れ、バランスはこう取れ、こう描けという内容より、絵に取り組む時、それ以前、思考のとっかかりなどという部分に興味あるのでとても面白く試聴出来ました。
その動画の中でアンドゥは多用しない方が良いとありました。
この感覚は私にも昔からあって、デジタルで描いた場合、完全に引いた線が修正の為に消えると言う現象に勿体ない〜という想いがあり、なるべく使わないようにしていたのですが、最近は前より結構使っているなあ、と気づきました。
アナログの場合、いくら消しゴムなどで消しても痕跡はゼロに出来ないのでそれは多少次を描くための経験値になるですが、デジタルだとそのアンドゥを繰り返すのを線ガチャという表現を使ってましたがなるほど、と腑に落ちました。
時間が巻き戻って先に進みにくいんですね。
その一本の線のために集中力、気力を消費するのが勿体ない。との話でした。
もちろん、全体のクオリティの為そこにこだわるのはアリなのですが、もっと優先すべきことがあると、言葉を選んで慎重に話してました。
記憶を頼りに私も今書いてるので語弊があるかもしれませんが…
便利機能は便利機能としてありがたく活用するとして、それに頼り切りは良くない…良い悪いで話すのも相応しくないですが、自分は自覚して使用しないとなあと思った話です。
この絵はプロクリエイトで描いてますがそれを踏まえて殆どアンドゥは使っていません。
消しゴムもあんまり使っていないです。消すぐらいなら白系の色で覆って、新しく描き足す心づもりで描いています。
そしてこれに使っている色鮮やかな赤。
これをアナログで表現できる絵の具は限られています。デジタルだと使い放題なのが良いですね。
ただし、これは決して3次元では表現できない画面越しでしか見れない絵だと思うと、物足りなく感じます。
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